ラジオメッセージ考察

KeyZ(指揮)X(戦術)V(報告)
援護してくれ!全員突撃!了解!
援護に向かっている!さがれ!敵を発見!
ありがとうばらけるな!助けて!
ナイスショット!単独行動をするな!こっちはクリアだ!
Aポイント突撃!配置につけ目標到着!
Bポイント突撃!状況報告!異常なし
落ち着いていけこっちは危険だ!回復させるぞ
グッジョブ!こっちは手薄だ!駄目だ!
ナイスファイト!レーダー確認!敵を倒した!

特に重要なメッセージは赤字。
敵を発見(V2)助けて(V3)は内容的には同じ(緊急の意)なので、実際のVoiceを聞いて使いたいほうを使うといい。

ポイント1 言葉の力を信じろ!

ラジオメッセージの中には士気高揚系のメッセージが4つもある。

ありがとう(Z3)
ナイスショット(Z4)
グッジョブ(Z8)
ナイスファイト(Z9)

これらはポジの言葉である。
たとえば戦術で負けが込んで意気消沈してしまうようなラウンドでも、とりあえず「ナイスファイト!」「グッジョブ!」の言葉をお互いが投げかけあうことでこれまで見逃してきた小さないい点に気づいたりしてくる。「負けてもなんかいいチームだな。」と思えてくるような瞬間になる。
こうなってくると負けたことで逆にチームが一気にまとまってきて、芳しくない戦況も覆すことができるチャンスが生まれてくる。
FPSはスポーツと同じで小手先の技術だけでは限界がある。最終的には前向きな気持ちが非常に重要になってくる。いつも前向きなチームには勝利の女神が必ず微笑むことだろう。

ポイント2 駄目だ!は駄目だ!

駄目だ!(V8)というメッセージがある。
このメッセージの本来の使いどころといえば1対多の状況でもう死ぬだめだ!という状況で使うことを想定されたメッセージと思われるが、基本的に1対多の絶体絶命の状況でラジオメッセージを使っている余裕はないし、ラジオメッセージをしている余裕があるのなら生き延びるために全力で戦うべきである。
かなり強力なネガの言葉なので、あまり使わないほうが懸命である。
チームメイトも駄目なら駄目な理由が知りたいだろうし、いたずらにただ駄目だ!というのなら、それは単純にチームの士気を下げるだけに終わってしまうだろう。
使いどころが非常に難しい言葉である。
とりあえず「駄目だ(V8)」には「落ち着いていけ(Z7)」が自分を落ち着かせるためにも仲間を落ち着かせるためにも一番無難かもしれない。

ポイント3 「とりあえず」の精神も重要

「A(B)ポイント突撃!(Z5 Z6)」は爆破ミッションで超重要なメッセージである。
このメッセージを発する人がいるチームといないチームではチームの動きが大幅に変わってくる。
「自分はそんなに腕に自信がないし・・・・。突撃メッセージはちょっと・・・・。」という人でも勇気をもってとりあえず発してみよう。
チームメイトも「了解!(V1)」ととりあえず返してあげてみよう。
そしてとりあえずA(B)ポイントに向かってみよう。
この「とりあえず」の精神で乗っかっていくことも重要である。
あまりガチガチに勝ちにこだわりすぎずに「とりあえず」という軽い気持ちであまり深く考えずに動くことがチーム全体の素早い流れ、試合運びにつながる。

ポイント4 援護してくれ!から始まる一体感を楽しむ

チームサイバイバルは戦術、爆破、スチールに比べてチームメイトとの一体感という点で乏しいモードである。
しかしじゃあ今から突撃するかという時にとりあえず「援護してくれ!(Z1)」と発信してみよう。
思わぬ「了解!(V1)」または「援護に向かっている!(Z2)」があるかもしれない。
近くにいる人は了解(V1)を使ってあげればいいし、遠くにいて交戦中でない人は「援護に向かっている。(Z2)」を発信してあげるといい。
うまく突撃が決まったらナイスショット(Z4)を発信してあげよう。そうしたら「ありがとう(Z3)」「グッジョブ(Z8)」と返してあげたらこれだけでとても深い会話ができてしまう。
ここらへんはラジオメッセージの醍醐味である。

ポイント5 ラジオメッセージはチームメイトだけでなく自分にもむけて発する言葉である

「こっちはクリアだ(V4)」「目標到着(V5)」を聞いたらどういうことか?
それは仲間が安全にポイントに到達したということであるから、自分側に敵が潜んでいる可能性が大いにあるということである。
こういう時は特に自分を落ち着かせるためにも「落ち着いていけ(Z7)」がいいだろう。
ラジオメッセージはチームメイトに発するためだけにあるのではなく、自分に言い聞かせるためにもあると、捉え方を逆転させればチームの雰囲気にも何よりも自分にも貢献することができる。
「落ち着いていけ(Z7)」が聞こえたら「了解(V1)」で呼応してあげることでチームの一体感もさらに向上する。
面倒とは思わずに、コール&レスポンスをしあっていくことで言葉の力によって瞬間瞬間チーム力を高めあっていくことができる。